未来へつなぐ、南砺のなりわい

後継者不在事業主 ✕ 引き継ぎ希望者

 

継業とは

全国的に「事業承継」が大きな課題となっていることをご存知でしょうか?
昨今の高齢化・人口減少の荒波によって後継者不足が深刻化しており、地域に愛され・必要とされる『なりわい』が廃業してしまう危機を迎えています。

課題①
社長の高齢化

2021年、日本の「社長の平均年齢」が初めて60歳を超えました。事業承継が進んでいない現実が明らかとなり、全国的に課題解決が急務となりました。



出所:帝国データバンク調査(2021.2.5)

課題②
黒字経営でも
後継者不在で廃業

特に地方の市町村では後継者不在を理由とした廃業が急増しています。地域に親しまれた事業所の廃業は、雇用減や住民のコミュニケーション減、暮らしが不便になるなどマイナスな点が多いです。

課題③
事業を続けたい
市内事業所の2割が
後継者不在

南砺市では2022年4月、市内1800事業所を対象に事業承継に関するアンケートを実施。その結果、事業の継続を希望する事業所の約2割が後継者不在であることがわかりました。

これらの課題を解決する一つの手段として、私たちは【継業】を考えています。

継業とは、身内や親族が事業を引き継ぐのではなく『意志ある第三者』に継いでもらう取り組みのことです。
近年、主流となりつつある「M&A」と方向性は似ていますが、買収や売却といった数字で取り決められた固い世界観ではなく、その事業の継続への想いや創業者精神、地域の役割などをしっかりと受け取り、地域のなりわいとして引き継いでいくことに注力している点が特徴です。

あわせて、継業者を募集することは地域に多くの利点を生み出します。
第二創業がしやすい地域をPRすることで、意欲ある移住者(若者)が増えていきます。
② 意欲ある若者が引き継いだ"なりわり"を活性化させることで、かっこいい企業が増えていきます。
③ かっこいい企業が増えることで、雇用が増え、さらに学生などの若い世代が地元に誇りを持つようになります。
④ 雇用が増え、若い世代が地元に誇りを持つことで、Uターン者が増加し、人口の社会減を抑止していきます。

『地域のなりわいは、地域でつなぐ。』
その活動は人口割合の多いお年寄りだけでなく、これから未来を担う学生などの若い世代にも大きな影響を与えます。


これまで人生をかけて仕事に邁進してきた事業主の方々にとって、第三者に後継者を求めていくことはとても勇気のいることだと思います。しかし、私たちを信頼してお任せいただけるのであれば、ご希望に沿った後継者候補をお引き合わせするために全力を尽くすとお約束いたします。

それほどに、南砺市は、魅力的なまちなのです!
そして、あなたさまの事業所がこれまで続いてきたということが、その魅力を証明しています。
必ずや「継ぎたい!」という意欲ある第三者を見つけることができるでしょう。


「事業を継続したいけど、後継者がいない…」
という方はぜひお気軽にご相談ください!
そして、そのような事業所を知っているという方の情報提供もお待ちしています。


ケイギョーラボ 代表 遠藤あずさ

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このようなご連絡を歓迎いたします!
「ずっと続いてほしいお店があるが、店主が高齢だ。確か息子さんがいらしたが…後継者のことを聞くのは気がとがめるし、できれば取材に行ってくれないか」

「ケイギョーラボの活動に協力したい!」  等